フリーターとしての働き方は、世間一般から悪いイメージを持たれがちです。働いている側としては大きな問題がないのに、一体何が悪いのか?と考えてしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、フリーターの何が悪い?と考えてしまう3つの理由と、世間的にフリーターが悪いとされる理由を解説します。フリーターを長期的に続けるリスクや安定した職に就くための方法もご紹介しますので、働き方を検討する際の参考にご活用ください。

フリーターの何が悪い?と考えてしまう理由

周囲からフリーターであることに対して、ネガティブな意見を受けた際に、「フリーターの何が悪い?」と考えてしまう理由は主に以下の3つです。

  • 十分な収入を得ている
  • 迷惑をかけずに生活している
  • 家庭をもつ予定がない

それぞれの理由を詳しく解説します。

十分な収入を得ている

アルバイトやパートなど、フリーターとしての働き方でも、高時給な仕事を選んだり仕事をかけ持ちをしたりすることで、正社員並みやそれ以上の十分な収入を得ているケースがあります。

その場合は、収入の使い方や貯蓄方法を工夫して安定した生活ができるので、フリーターであることの何が悪いのか?と考えがちです。

迷惑をかけずに生活している

フリーターとして自立した生活を送り、他者に依存しないスタイルで働いている場合は、他人に迷惑をかけていないため、「何が悪いのか」と考えてしまいます。

周りから生活費などの援助を受けずに自分だけで生活できていれば、そう感じるのも当然です。社会貢献や地域活動に積極的に参加すれば、社会における存在意義を示せるでしょう。

家庭をもつ予定がない

結婚願望がない、パートナーがいないなど、家庭をもつ予定がない人は、自分のライフスタイルに合った選択としてフリーターを選ぶことが少なくありません。

家庭をもつ場合は、安定した収入が得られる仕事に就くことが大切です。しかし、家庭を持たない場合は、自由な時間や趣味に投資できるため、「フリーターでいて何が悪い?」と考えてしまいます。

フリーターの何が悪いとされている?

社会的に見て、フリーターの何が悪いとされているのでしょうか。ここでは、代表的な理由を4つご紹介します。

  • 収入が低い・不安定
  • 将来について考えていないと思われがち
  • 社会的信用が低いと考えられる
  • ニートだと勘違いされる

収入が低い・不安定

フリーターは一般的に収入が低く、不安定な働き方であるため、悪いと考えられがちです。収入が不安定であれば、生活設計が難しくなるからです。

また、勤務先の都合で突然解雇されたり、仕事に入る日数を減らされたりと、緊急時の対応が困難になることで、定期的な収入が途絶えるリスクもあります。。

将来について考えていないと思われがち

フリーターという働き方は、目先を考えているだけで将来について考えていないと思われがちです。そのため、将来の計画がないとの偏見を受けることが多くあります。

一般的に、社会人には目標設定や自己成長に対する社会的な期待が伴います。将来の目標やキャリアプランを設定したうえで、あえてフリーターを選択しているのであれば、「何が悪い?」と悩む必要はないでしょう。

社会的信用が低いと考えられる

社会的な信用の観点からみると、フリーターという立場は地位が低く、信用や信頼性に影響を及ぼす場合があります。正社員であれば、安定した収入があると見込めますが、フリーターの場合は収入が不安定だからです。

そのため、クレジットカードの契約や金融機関からの融資、住宅ローンや重要な契約などで不利になるケースがあります。

ニートだと勘違いされる

フリーターとして働いているにもかかわらず、働いていないニートだと混同されることが多いのも、悪い印象を与えている理由の一つです。働き方への理解が不足するあまり、社会的なステレオタイプによる誤解が生じやすいからです。

一般に正社員になるには、書類選考や面接などに時間をかけて準備する必要があります。フリーターの場合は、そのような努力が必要ないため、楽をしていると受け取られることが少なくありません。

フリーターでいる4つのリスク

フリーターは自由な働き方ができる一方で、社会的なリスクを伴います。ここでは、フリーターでいる4つのリスクを解説します。

  • 雇用形態や給与が不安定
  • 年齢を重ねると就職先が減る
  • 福利厚生や年金などが心配
  • ローンの審査が通りにくい

雇用形態や給与が不安定

フリーターでいることの大きなリスクは、雇用形態や給与が不安定なことです。短期雇用の場合は更新がなく、急に収入が途絶えるリスクが高くなります。

また、雇用期間内であっても、人員削減が行われると正社員に比べて早期に解雇されるケースがあり、給与にも影響が及びます。勤務先の企業が経済状況に敏感な場合は、仕事の継続が難しくなることもリスクです。

年齢を重ねると就職先が減る

年齢を重ねることで就職先が減ることもフリーターでいるリスクです。

若いころはさまざまな職場での求人があり選択肢が多い一方で、年齢を重ねると職種は狭まり競争は激化します。雇用者が求める経験やスキルとのギャップが広がれば、なおさら就職は難しくなるでしょう。

30代以降は、体力的にも衰え始めるため、若いときのような無理ができなくなり、十分な仕事をこなせず収入が減ることもリスクとなるでしょう。

福利厚生や年金などが心配

フリーターは社会保険や年金の加入が難しい場合が多いため、福利厚生や年金を受けられないこともリスクです。将来的な生活の安定に不安が残るからです。

多くの企業では、アルバイトを除外し、正社員のみに福利厚生制度を適用しています。

また、フリーターが厚生年金に加入するには特定の条件を満たす必要があるため、各自で国民年金に加入しなければなりません。国民年金と厚生年金では掛け金に差が生じるため、もらえる年金額も変わってしまうことがリスクです。

ローンの審査が通りにくい

先述の通り、フリーターであることは、金融機関に評価されにくい傾向があるため、住宅ローンや車のローンの契約時にハードルが高くなりがちです。

一般に、正社員であれば、安定した返済能力があるとが見込まれます。しかし、フリーターは収入が安定していないとみなされて評価が低くとどまり、融資を受けるのが難しいでしょう。

フリーターから安定した職に就く6つの方法

フリーターから安定した職に就くには、以下の8つの方法を実践してください。

  • 現在働いているところで正社員を目指す
  • 社員登用制度がある会社でアルバイトする
  • ハローワークや就職支援サービスを活用する
  • 就職に有利な資格を取る
  • 求人サイトから募集を探す
  • ダイレクトリクルーティングサービスを利用する

ここからは、各方法の詳細を解説します。

現在働いているところで正社員を目指す

転職市場においては、スキルや経験が評価につながります。しかし、フリーターは評価されにくいため、転職先を見つけることは大変でしょう。

そこでおすすめしたいのが、現在働いている企業での正社員登用を狙うことです。正社員登用制度が設けられている企業であれば、上司や同僚とコミュニケーションを積極的に行って関係を強化し、自身の価値を示すことが正社員登用につながります。

社員登用制度がある会社でアルバイトする

現在のアルバイト先で正社員登用制度がない場合は、社員登用制度がある会社でアルバイトをするなど、勤務先を変えることが大切です。

現職での勤務態度や実績などをアピールして、登用を目指すと良いでしょう。

なお、社員登用制度があったとしても、すべてのフリーターが正社員に就職できるわけではありません。該当する企業でフリーターから正社員になるための流れや条件、過去に正社員になった人の特徴などをおさえて転職活動に活かすことが大切です。

ハローワークや就職支援サービスを活用する

ハローワークや就職支援サービスを活用して、専門の相談員からアドバイスを受けることでも適切な求人を見つけられます。

ハローワークは全国で500か所に設置されている職業安定所で、さまざまな年代の就職支援を実施しています。また、扱う求人の多くが正社員であるため、就職への近道になります。

就職・転職セミナーや研修も実施しているため、スキルアップを図ることも可能です。

就職に有利な資格を取る

フリーターから安定した職に就くには、就職に有利な資格を取得することが効果的です。例えば、経理であれば簿記資格、ITエンジニアであればITパスポートや基本情報技術者試験などが挙げられます。

自身の興味やキャリアに合った資格を選べば自分のスキルを証明できるため、就職活動を有利に進められるでしょう。

求人サイトから募集を探す

多様な求人情報を一括で検索して比較できる求人サイトから自分に合った仕事を探すのも安定した職に就く方法の一つです。

求人サイトには、日々さまざまな求人が掲載されています。なかには掲載期間が1週間など短期に限られる求人もあるため、定期的に情報をチェックして、チャンスを逃さないことが大切です。

ダイレクトリクルーティングサービスを利用する

フリーターから自分の適職を見つけたいなら、ダイレクトリクルーティングサービスの利用も有効です。ダイレクトリクルーティングサービスでは、専門のアドバイザーが就くため、サポートを受けながら転職活動を行うことができるからです。

また、自分の適職を把握するための自己分析をサポートしてもらえたり、その内容をもとに、自身の希望や条件に合った求人を提案してもらえたりもします。

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フリーターは収入が低かったり不安定なことから社会的な信用が低いために、敬遠されがちです。しかし、将来設計を持っていたり十分な収入を得ていたりする場合は、フリーターであることを指摘されて「何が悪い?」と感じるかもしれません。

確かに、若いうちはフリーターとして働くことで自由に時間を使えるなどのメリットを感じられるでしょう。しかし、雇用形態や収入が不安定で、年齢を重ねると就職先が減るため、可能であれば安定した職に就くのがおすすめです。

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