未経験からエンジニアを目指して転職するときに必要なのがプログラミングスキルです。しかし、「プログラミングスクールに通うのはやめとけ」という意見もあり、どのようにすれば良いのか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、「プログラミングスクールはやめとけ」といわれる5つの理由を解説します。やめておいた方がいいプログラミングスクールの特徴や、プログラミングスクールを選ぶ際の7つのポイントもご紹介しますので、プログラミングスクールの受講をご検討中の方はぜひ参考にしてください。

「プログラミングスクールはやめとけ」といわれる5つの理由

「プログラミングスクールはやめとけ」といわれる主な理由は以下の5つです。

  • 受講料が高いから
  • 学んでから稼げるようになるまで時間がかかるから
  • AIでプログラミングができるようになってきているから
  • スクールの収益構造が謎に包まれているから
  • 独学でも学べる内容だから

それぞれ解説します。

受講料が高いから

高額な受講料が設定されていることが、「プログラミングスクールはやめておけ」といわれる理由の一つです。費用対効果を考えたときに、高額な受講料と学べる内容、身につく知識のバランスを疑問視する人もいます。

オプションコースを申し込んだり追加教材を利用したりする場合には、さらに費用が増える可能性もあります。

学んでから稼げるようになるまで時間がかかるから

プログラミングスクールでプログラミングスキルを学んだとしても、実務に活用して稼ぐまでに時間がかかることもあります。プログラミングスキルは学んですぐに活用できるわけではなく、業界で求められるレベルに達するまでには時間と経験が不可欠です。

一部のスクールでは、卒業後の就職先が保証されていない場合も多く、キャリアスタートが不安定になることもあります。卒業後の就職先についても計画を立ててスクールを選ぶ必要があるでしょう。

AIでプログラミングができるようになってきているから

AI技術の進歩により、一部のプログラミング作業が自動化されつつあることもプログラミングスクールが無駄だといわれる理由です。

プログラミング言語の知識が浅くてもシステムを開発できるノーコードやローコード開発も広まっているため、将来的には、プログラマーの需要が減少する可能性も指摘されています。

AI技術が一層進むと、プログラマーやエンジニアの業務が、AIに置き換えられる単純な業務になっていく可能性もあるでしょう。

スクールの収益構造が謎に包まれているから

一部のプログラミングスクールでは、どのようにして収益を上げているのか明確ではないことがあります。そのため、信頼性が不安視されていることも、プログラミングスクールが敬遠される理由の一つです。

教育の質や学べる内容よりも利益が優先されている経営方針のスクールでは、講師のレベルが低く、学びの質が低下する可能性があります。特に、初学者向けのスクールでは、人件費を抑えるために実務経験を持たず、知識を有しているだけの講師を雇っているケースもあるので、注意しましょう。

独学でも学べる内容だから

インターネットの普及にともない、無料または低価格でプログラミングを学べる豊富なサービスが登場し、自宅での独学が可能になっています。このようなサービスを使えば、自分のペースで無理なく学習できます。

しかし、独学で学ぶ場合は、内容がわからなくても質問や相談できないデメリットもあります。

HUGANが運営するプログラミングスクールのNINJA CODEは、無料カウンセリングや無料メンター、無料体験制度もご提供しています。未経験者からプロを目指せる実践的なカリキュラムも整っているので、キャリアチェンジにお役立てください。

やめておいた方がいいプログラミングスクールの特徴

実際にプログラミングスクールを検討する際には、やめておいた方がいい基準を理解しておくことが大切です。ここでは6つの特徴をご紹介します。

  • 受講料が高額・無料である
  • 入会金を含む費用が記載されていない
  • 公式サイトに詳しい情報が掲載されていない
  • 評判が悪い
  • 運営元が無名または記載されていない
  • 紹介してくれる就職先が限られている

それぞれ解説します。

受講料が高額・無料である

受講料が極端に高額または無料の場合は、安定した教育が提供されているのか確認しておくのが安心です。

初期の受講料は無料であっても、のちに高額な追加料金が発生する可能性があるため、事前にすべての費用を確認しておきましょう。

入会金を含む費用が記載されていない

入会金やその他の費用が事前に明確にされていない場合は、信頼性に欠けると判断して避けるのが得策です。このようなプログラミングスクールでは、自分の知らない間にオプションが追加されるなど、入学後に予期せぬ費用や高額な追加料金が生じる可能性があります。

未経験からプログラミングを学ぶ人が多いのを良いことに、詐欺的なサービスを行うスクールは少なくないので注意しましょう。

公式サイトに詳しい情報が掲載されていない

プログラミングスクールの公式サイトに、カリキュラムや講師の質、卒業後のサポートなどの詳細が記載されていないスクールも避けるべきです。事前の詳細説明を行わない状態で入会させられ、最終的に高額料金が請求される可能性もあります。

問い合わせに対して迅速かつ正確な情報提供がない場合も、運営面に問題がある可能性が高いので留意しましょう。

評判が悪い

受講生や卒業生からの評判は、プログラミングスクールを選ぶ重要な基準の一つです。一般的に、否定的な評価が多い場合は、教育の質や満足度に問題があることが考えられます。

Googleでの口コミやレビューサイトでの評価を確認して、一貫して低い評価を受けている場合は注意が必要です。一方で、良い口コミが続く場合はやらせ投稿が行われている可能性もあります。多角的な意見を収集したり体験レッスンを受けたりするなどして冷静に判断してください。

運営元が無名または記載されていない

プログラミングスクールの運営元が無名や記載されていないなど、誰によって運営されているかが不明な場合は、信頼性や安定性が疑わしいといえます。実際にスクールを運営しているにも関わらず、運営元が公表されていないことには、表にできない何らかの理由があると考えられるでしょう。

万が一、トラブルが生じた場合に責任追及が難しくなるため、運営元は必ず確認してください。

紹介してくれる就職先が限られている

就職先が限定されているケースも避けた方がいいといえます。提携している企業の質が低かったり、または業界内での評判が悪かったりする場合は、自身のキャリア形成において長期的な影響を受けることがあります。

転職でキャリアアップを目指すのであれば、自分のスキルやキャリアパスに応じた企業を選べるスクールを選択しましょう。

プログラミングスクールを選ぶ7つのポイント

ここまで、プログラミングスクールはやめた方がいいといわれる理由や避けるべきスクールの特徴を説明しましたが、実際にはどのようなスクールを選ぶと良いのでしょうか。ここでは、プログラミングスクールを選ぶ以下の7つのポイントを解説します。

  • 学びたい言語を習得できる
  • 自分に合ったカリキュラムで学べる
  • 授業料が相場の範囲内
  • 無料カウンセリングが受けられる
  • 口コミでの評判がいい
  • 講師が現役や正社員
  • 就職の支援を行っている

学びたい言語を習得できる

第一に選択すべきスクールのポイントは、学びたい言語を習得できることです。転職先を見据え、具体的なプログラミング言語(Java、Pythonなど)がカリキュラムに含まれているか確認しましょう。

また、IT業界では技術の進歩にともない最新の情報が求められます。スクールで学べる言語や内容が、業界で現在も求められている最新のものかも合わせて確認すると良いでしょう。

自分に合ったカリキュラムで学べる

自分に合ったカリキュラムで学べることもスクール選びの大切なポイントです。

一部のスクールでは、上級者向けなど、一部層に向けた教育のみを展開しています。未経験からプログラマーやエンジニアを目指すのであれば、初心者から上級者まで、自分のスキルレベルに合わせたクラスがあるかを確認しましょう。

自分のペースで学びたい方は、個別指導のオプションがあるかも合わせて検討してください。

授業料が相場の範囲内

授業料が相場の範囲内であることも重要な要素です。他のスクールと比較して、授業料が適正であるかを判断しましょう。

スクールによってはオプションもあるため、教材費や入会金など、授業料以外に必要な費用があるかも確認してください。

無料カウンセリングが受けられる

無料カウンセリングなどのサポート制度が充実しているかもポイントです。無料の説明会や相談会があれば参加して、スタッフや講師が個別の質問に丁寧に答えてくれるか見極めることも大切です。

また、授業内容に限らず、就職や転職について相談できるカウンセリングやメンターサポートがあるのか、卒業後の返金制度があるかも調べておくと良いでしょう。

口コミでの評判がいい

プログラミングスクールの検討時は、卒業生や受講生の口コミでの評判を調べ、実際の学びやすさや環境を確認しましょう。

実際に通っている人にヒアリングしたり、公式サイトやSNS、ネット上の掲示版などに掲載されている口コミを参考にするのもおすすめです。卒業生が業界で成功している事例が多いかどうかも、併せてチェックしてください。

講師が現役や正社員

実践的な知識やスキルを身につけるのであれば、現役で活躍している講師や豊富な実務経験を持つ正社員の講師から学ぶのがベストです。自身の経験談や実務に応用できるスキルや知識、マインドを学べます。

公式サイトや口コミ、講師紹介コーナーなどを活用して、講師が教育熱心で、教えるのが上手かどうかを確認してください。

就職の支援を行っている

多くのプログラミングスクールでは、卒業後の卒業後の就職支援や転職サポートを行っています。優良なスクールでは、キャリアアドバイザーなどによる応募書類の添削や面談対策、エンジニアを募集している企業の紹介などの支援が行われています。

スクールが業界との強いネットワークを持っており、就職先を紹介してくれるのか、支援内容はどうなのか、も検討時に詳しく調べておきましょう。

未経験からの転職ならHUGAN

未経験からエンジニアやプログラマーへの転職を目指すならプログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。ただし、「プログラミングスクールはやめとけ」との意見もあります。確かに、費用対効果を考えたときに受講料が高額であったり、学んでから稼げるまでに時間や実績が必要となったりするため、プログラミングスクールは計画的に利用することが大切です。

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